chinabo FACTORY

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【ひとりごと】「ものづくり」から生まれるゴミ、無駄な消費について

「ものづくり」で生み出された「もの」は
たくさんのお金と欲にまみれてるなー。(ひとりごと)
 

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一からつくるほどゴミは増える。だったらもう作らない。
 
何かをつくってお金を稼いでいる人たちは、誰かの役に立ちたい、誰かを笑顔にしたい、と思って毎日頑張っていると思う。
 
ハンドメイドのアロマキャンドルを飾って癒されたい
ハンドメイドのアクセサリーでおしゃれしたい
何でもいいから心惹かれるものを買って物欲を満たしたい
 
こんな風に、買う人のいろんな欲を満たすんだと思う。
 
ステキ。
うん、なんかみんなキラキラしてる。
 
でも、なんかそのキラキラからこぼれるように
捨てられるものがいっぱい出てない?
 
ものづくりの最中に生まれる端材や失敗作、
新しく買われた「もの」の代わりに興味を失われた「もの」、
そしてお金。
 
生み出せば生み出すほど、「もの」は増え
活躍の場と価値を失ったゴミが増えるわけ。
 
欲のまま「もの」を買えば買うほどお金は流れ出るわけ。
 
「ものづくり」する人、買う人みんながみんな
ゴミを生み出そうと意図しているわけではなく、もちろんゴミをなるべく出さないように努めている人はたくさんいると思う。
 
でも今、世界は資本主義社会で、
人の欲を刺激して「もの」と「お金」の流れをつくろうとする仕組みのなかでみんな生きてるんだから
何も考えず、『キラキラの沼』にはまっている人も多いんじゃないかな。
 
お金を得る人がいる反面、
お金を「もの」と一緒にドブに捨て続けてる人も多いはず。
 
これって、どうなん。
 
ゴミを増やす「ものづくり」
人からお金を奪う「ものづくり」
これは私がしたいことじゃない。
 
 
個人が「ものづくり」で生きるためには
市場価値の高いものつくって、高単価で効率的にお金を稼ぐ
っていうのが
資本主義の鉄則ですよね。
 
わたしも一度はどうすれば高単価なものが作れるかなと考えたことはありました。
 
人のための「ものづくり」、資本主義社会で通用する「ものづくり」をするために
わざわざ新品の「もの」を買って、他人の欲を満たす「もの」をつくるってことを試していました。
 
でも、すぐ感じたことは、 「なんか違う」「もったいない」 。
 
作ることは楽しくて、人に見せても恥ずかしくはない「もの」ができるんだけど、
作れば作るほど、端材や失敗作など「ゴミ」が増えました。
 
そして反省し、
「もの」や「ものづくり」への価値観をはっきり持ちました。
 
 
無駄な消費を促して、ゴミを増やしたくない。
ゴミ寸前のものをリメイクして、「もったいない」を救いたい。
 
 
わたしはお金儲けがしたいわけではなく、高単価なものに価値を感じません。
必要以上に利益をのせて儲けようとする資本主義には辟易としています。
 
なんだって、最低限でいいんです。
 
 
服は、高かろうが安かろうがボロボロになるまで着れたらいい。
家は、家事のストレスなく安心して暮らせたらいい。
お金は、「もの」を買わなければ出費が減り、必要最低限で済みます。
 
もちろん「最低限」っていうのは、人それぞれ違っていて
オシャレが自分の幸せになる人はたくさんの服を持つことが「最低限」だろうし、
「もの」に囲まれて幸せになる人は、たくさんの「もの」を持つことが「最低限」です。
 
 
ただ、自分の幸せにつながるかどうかも分からないのに、
キラキラにそそのかされて
私もオシャレになりたい、私もインテリアがステキな家に住みたいと、
人から誘発された欲のまま「もの」を増やしお金を使うのは
どうなのかな、「もったいない」なと思います。
 
 
大事なのは、
 
自分や家族を幸せにするための欲だけを見定めて、
食事でおいしいと感じる、安心して寝れる、親子の会話で子どもが笑うなど
日常にある幸せを最大限に感じて生きること。
 
 
必要以上に「もの」を買わせようとする社会から一歩引いて、
 
今ある「もの」や「幸せ」を大事にできる人が
一人でも増えるように、がんばりたいです。
 
(思いだけが溢れて、まだ何も実績や役立つコンテンツをつくれていませんが…)
 
 
すべては一人一人の幸せ、子どもたちの明るい未来のために。
一歩ずつ前へ。